ヨシナリです。皆さんは「置き傘エコシステム」をご存知でしょうか。もちろん私の思いつきなので説明します。
大学に在籍していたときのことです。先輩にとある衝撃の事実を伝えられました。
曰く、「工学部本館の傘立てに余ってる傘は暗黙の了解で各々使っても良い」とのことです。
つまり、弊大学の工学徒は傘を「持って帰り忘れる人」と「持って来忘れる人」の人数がいい感じに需給バランスを形成しており、結果として誰かの傘を使って帰っても傘立てには別のものが供給され続けるというエコシステムが成立していました。
本当かはわかりませんが、工学部に在籍する少なくない人数にこの仕組みは認知されていたそうです。
私はこういった ヘン な状況が許されている環境が好きであるとともに、誰の意思にも関係なく生成されてしまう仕組み・システムには興味があります。 ( 正味理想的なシェアの一つになりかけてませんか ?、お金とかじゃなくて需給のモチベーションは「忘却」なんですよ )
結局何が言いたいかというと、今の時期注意しないとめっちゃ傘忘れますよね。折りたたみ傘の保持は勤労や教育に並ぶ義務、ということです。
本題
スロー
スローの講座で毎回説明されるのがインサイド、アウトサイドのポジションです。
ポジションはカップルがどこにいるのかを定めます。
インサイドなら、カップルが脚を入れられるように空間を開けます。
アウトサイドなら、足が一本の線上になるように揃えて進みます。
スローの足型でポジションがどこであるかまとめます。
フェザーステップ : インサイド → アウトサイド
リバースターン : インサイド
スリーステップ : アウトサイド → インサイド
ナチュラルターン : インサイド
インピダス : インサイド
インサイドなら、カップルが脚を入れられるように空間を開けるようにします。
スローでは足型の場所に足をおこうとしても、なかなか上手く踊れない場面が多いです。
そこで、今回のレッスンでは少し視点を変えます。
今までは足型の場所に足を踏みに行って踊っていましたが、「足型の位置は体 ( ボディ ) が動いた軌跡を現す」と考えます。
逆に言えば、足型の位置を踏みに行って移動するのでは認識が不足すると言えます。
( 何を言っているのか分からんとなるかもしれませんが、真の理解に達するのは冗談抜きに達人レベルだと思われます。我々は安心して理解しようと努めましょう。 )
ワルツのボックス練習
ホールドの練習のあと、ボックスの練習を行いました。
ホールド
パートナーは組む形になったあと、左後側に背骨をしならせて曲げるようにします。
ボックス
ワルツの最も重要な動きとして「振り子」のような体の動作があります。
これを「ペンでラムスイング」と呼びます。
3 カウント目で膝を曲げて下降する→ 1,2 で上昇する
の動作を繰り返します。
2の足は踵を下さないであげたままにします。
この動きも簡単に見えてめちゃくちゃ難しいと思ってます。
このボックス練習の動きを少し変えた程度の「ベーシック」な足型だけでも競技で勝負することはできるので、ホールドとボックスを元に基礎を練習できるとよいです。
J カップの採点基準について
- 姿勢
- スイングが腑に落ちるか
- 拍を外さない
と説明がありました。
パソドブレ
スペインの闘牛をモチーフにした踊りです。
スパニッシュラインのあと、カップルで同じ方向を向いて進みます ( プロミナード )
4 カウント目についてです。リーダーはパートナーの進む方向の障害にならないように、またいで進行するようにしてください。
オープンテレマークではパートナーはヒールターンを行います。
( この動きは前半のスローでも登場しましたね。)
J カップが近いですね。
私も平静を保ったままギアを上げて行こうと思います。
それぞれのモチベーションが達成できるように、踊っていきましょう